小さい頃、市役所は私にとっては庭みたいなもので、ほぼ毎日放課後親の仕事の関係で通ってたんです。守衛さんや受付の人にただいまーと言っていたくらいww
川崎駅周辺の発展は目まぐるしいので、この辺はもう昭和を懐かしむようなところがあまりなくて、私にとっての唯一のふるさとと言ってもいいくらい、市役所は大事な場所なんです。
だから市役所の移転騒動があったときは、わたしのふるさとが引っ越しするなんてありえない!と思ってたけど、コストの問題とかで結局、移転は免れて建て替えの方向に決まりましたね。
ほっとしましたけど、建て替えはするってことだから、当時の面影がなくなる前にもう一度この目で見納めておこうと思って行ってきました。
せっかく来たのだから食堂でお昼食べることにしてカレー定食食べてきました。
味は、これぞ元祖日本のカレー!という感じ。
それこそ昭和のカレーを忠実に再現したような、タイムスリップしたようなレトロな味がしましたw
じゃがいもが新じゃがで美味しかったです。
入り口のところに食堂の誕生月のパネル写真が飾ってありました。
戦火もくぐりぬけて76年もあるなんて歴史を感じます。
柱にね、2011年3月11日の大震災が起った時間14:46で止まったままの時計が飾ってありました。
これも古ぼけてるので、戦前からあったものなのかなぁ~。
懐かしの地下の売店はなくなってました。
今は近所にセブンイレブンやローソンなどコンビニもあるし、目の前は食品館あおばあるしで、必要ないですもんね。
トイレは当時のままでした。
男性トイレの中に、女性トイレがあるという、女性の社会進出の歴史をトイレでも垣間見る事ができたような気がしますww
今回こうして昔を懐かしんで、やっぱり人は発展も大事だけど変わらないものってのも、心の養分として大事だなぁとしみじみ思いました。
変わらな過ぎてもつまらないけど、何事もバランスですよね。
色々懐かしかったなぁ♪
川崎市役所市庁舎の由来・エピソードなどは川崎市ホームページにある
川崎区の宝物シートをどうぞご覧ください♪