良さげな塩を見つけるとつい買ってしまう。
いま家にある塩の成分比較してみた。100g当たりの栄養成分表示。
マグマ塩
珍しいアルカリ性の岩塩。チベット高原とインド半島を分けるヒマラヤ山脈から採掘した赤い岩塩。日本国内の専門工場で厳選を重ねた高純度・高品質岩塩。
原材料:岩塩(中国チベット・インド)
工程:採掘 選別 粉砕
製造者:シーラン株式会社
浜比嘉塩 神々の住む神秘の島の海水塩
海水濃縮循環工程①取水:隣接海岸よりポンプで海水をタンクへ取水→②滴下:竹枝上部から海水を滴下させ潮風で水分を蒸発、濃縮する→③流下:赤瓦を敷いた流下盤を海水が流れ、太陽熱でさらに濃縮する→④循環:濃縮した海水がタンクに戻り竹枝へ揚水する→②へ
原材料:海水(沖縄・浜比嘉島)
工程:天日・平釜
製造者:株式会社高江洲製塩所
海人の藻塩(あまびとのもしお)
広島県呉市蒲刈島特産品。瀬戸内の自然に囲まれた上蒲刈島、製塩土器が発掘された地で丹精込めてつくられている海藻浸漬法藻塩。
原材料:海水(瀬尾内海)、海藻
工程:逆浸透膜、立釜、浸漬、平釜、焼成
製造者:蒲刈物産株式会社
球美の塩(くみのしお)沖縄久米島海洋深層水100%
水深612mよりくみ上げた海洋深層水100%を直火せず天日干しで作られた天日塩
原材料 :海水(海洋深層水/沖縄県久米島)
工程 :逆浸透膜、蒸気釜、天日干し
製造者 :久米島海洋深層水開発(株)
石川奥能登の塩(日本海・輪島の海水100%)
釜炊きせず天日干しと同じような条件40度未満の低温で蒸発・濃縮して作られた塩
原材料:日本海 海水(能登半島沿岸)
製造者:なかみち屋 中道肇
EMていだの生塩(きしお)
沖縄県久米島沖の海洋深層水を組み上げ、天日干しでじっくり熟成させ、乳酸菌・酵母・光合成細菌などの善玉菌を用いたEM技術を活用しているEM塩。
原材料:海水(海洋深層水/沖縄久米島)
工程:逆浸透膜、蒸気釜、天日干し
加工所:アルファフードスタッフ株式会社
販売者:株式会社EM生活
フランス・ゲランドの天日海塩
1000年以上続く伝統を守る塩職人の手作業で採取。洗浄清掃などせず採れたままのグレー色で添加物など手を加えていない事を保証している天日塩。PGI ・ナチューレ エ プログレ認定品
原材料:海水(フランス100%)
工程:天日
製造:ゲランドの塩生産者組合製
隠岐國海士乃塩 隠岐神社奉納
島根半島沖60キロの海上に浮かぶ海士郷は古くから海の民・海部の土地として知られ後鳥羽天皇が中世に御配流となった地でもある。
原材料:海水(島根県隠岐郡海士町保々見湾)
工程:枝状架濃縮・平釜薪焚き・天日干し
製造者:株式会社ふるさと海士
大谷塩 奥能登揚げ浜塩田
揚げ浜式製塩は昔から奥能登だけに行われていた製塩方式で、塩田に砂利を敷きならべ、その上に海水を撒き、天日と風により乾燥させる。塩分15%になるまでその作業を繰り返し、その海水をとる。これを灌水(かんすい)といい、その灌水を直径1.6mの大釜で約8時間程釜で煮詰める。最後に残るのは大谷塩の苦汁で、その苦汁を切ると美味しい大谷塩の出来上がり。
製法:揚げ浜式製塩
工程:天日、平釜
製造者:中前製塩
雪塩(宮古島)
サンゴ礁が隆起してできたと言われる宮古島。ゆっくりと時間をかけてサンゴ石灰岩を浸透ろ過してきた海水を濃縮しそのままパウダー状に仕上げた、にがりを含んだ甘みを感じる味。
原材料:海水(宮古島)
工程:逆浸透膜。加熱ドラム
製造者:株式会社パラダイスプラン
感想
安価なピンク岩塩は実はピンク部分はサビだったという衝撃の事実を知ってから全部捨てました。塩レモンや梅干し作り、味噌作りに欠かせない塩。抜き打ち検査でマイクロプラスチックが入ってなかったゲランド塩はじめミネラル豊富な天日塩などを使うよう心掛けています。市販の味噌も天日塩使用のものを選んでいますし、醤油も天日塩使用のもの限定で選んでいます。塩は重要ですから。またコレクション増えたら追記していきたいと思います。
追記
今は塩抜き生活してます。微量は摂るけど。(2024/07/29)