林周作さんのレシピ本「世界の郷土菓子」を参考にインドの郷土菓子「ベサンラドゥ」を初めて作ってみたときの記録です。
材料は、左上からベサン粉(ひよこ豆粉)250g、きび糖200g、くるみ、ギー250g、レーズン、カルダモン1g
初挑戦なので、もし失敗したらと思ってギーとベサン粉(ひよこ豆粉)はレシピの半分の量に。
砂糖は粉砂糖と書いてありましたが健康面を考えてキビ糖にして半分以下の量にしてみました。
カシューナッツがないので、クルミで代用。
クルミとレーズンはレシピ より多く入れました。
カルダモンはホールしかなかったので種をすり鉢ですり潰して入れました。
ギーが溶けたらベサン粉を入れ
焦がさないように弱火で20分ほど炒り
キビ糖、くるみ、レーズン、すり潰したカルダモンを投入
しかし、常温では丸くできない程ドロドロで。
冷蔵庫で冷やして硬くなってから丸めてました。
一応は出来たけどなんか違う。
味は、林さんのとインドのオリジナルを合わせたような感じで美味しくできました。
でもこれ常温にしたらきっとアメーバーのようになる気が……
だから人様にあげられませんでした。
レシピの半分の量で作っておいて正解。
あと、ビノワカフェで買った林さんのベサンラドゥはジャリジャリしなくて、インド食材店で売ってるオリジナルのはジャリジャリしてたんだけど、あれは砂糖のジャリジャリでは?
インド人オーナーが「このジャリジャリはベサン粉の種類が違う。」
「このジャリジャリの感覚がないとインド人は買わない」と言ってたけど、キビ糖を投入する前にギーとベサン粉だけ入れたら林さんのベサンラドゥと同じ滑らかだったんですよね。
林さんのレシピは粉糖とあるので、わざと滑らかな仕上がりになるレシピにしてるのがわかりました。
そしてキビ砂糖の分量の比率を減らしたせいで常温で固まらなかったのかなと思います。
しかし、買って食べるだけと自分で作るでは大違い。
林さんのベサンラドゥも黄色い包装紙がオリジナルで、赤い方が日本人好みにしてあると聞きましたが、それはカルダモンとシナモンの違いで食感はどっちも滑らかだったんですよね。
どっちの言ってる事が本当なのか?
インドの現地のお菓子を食べたことがないのでわかりません。
何となく勝手な推測だけど、林さんの方は粉砂糖=高級菓子で富裕層インド人が食べてる、ザラザラ系砂糖=安くて庶民の食べ物、とか?
もう、インド人料理教室に習いにいこうかなぁ。
でもインド料理に興味があるんじゃなくてベサンラドゥに興味があるのです。笑笑