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グルテンフリー腸活

それは洗脳なのか脱洗脳なのか…マトリックスから考察

 引き寄せの法則や自己啓発にハマるとマトリックスの映画を観る機会があると思います。
だから観たことある前提で話を進めますけど、あれを私は初めて観たのは8年くらい前だと思うんですけど、初めて観たときと、去年10月ごろに観たときとは考え方が随分変わってしまいました。
初めて観たときは、額面通りというか、ネオの覚醒が感動したというか、
まぁ、ちょうど陰謀論やトンデモ本にハマったてた時期と重なっていたので、ネオ目線で見てたんです。
でも、最近観たときは真逆の見方になってて。
Mr.アンダーソンが、ネオたちをテロリスト扱いしてましたけれど、結構というか、かなりMr.アンダーソン寄りな味方で映画を観てる自分がいました。
救世主と言われ、普通の人がその気になって覚醒してしまうわけだけど、電池として夢の中でいるのも悪くないなって思うわけですよ。
夢の中で美味しいもの食べて人生を楽しめるわけだから。
ネオは目覚めるのではなく、目覚めずに夢の中での楽しさを見つければ、あんなに苦しい思いをせずに済んだのにって。
社会に騙されてるって言ってて、人生楽しくなかった。
この社会を受け入れた上でどう生きるからだけ考えればいい。
例えばネオだったなら、また電池に戻って、夢の中で生きれば、夢だとわかった中で生きられるのだから、最高に楽しい人生が生きられる。
映画の中でもサイファーが、エージェントと取引しますよね。
覚醒して現実に戻ったら辛い現実が待っていた。
サイファーは現実があまりに辛いので元の夢の世界に戻してくれって、夢の中に帰っていきましたよね。
だって現実は不味いものを食べさせられながら、この世の果てみたいなところで最後の人間として戦うんだもの。
サイファーが取引したみたいに、夢の中でエネルギー拡張のお手伝いをする代わりに、幸せな環境を手配してもらうようMr.アンダーソンにお願いすればいいなぁと思いました。
 結局のところ、脱洗脳は洗脳の上書きなのだから 洗脳が溶けたように見せて、実は洗脳かもしれない。
 現実が辛いと思ったら洗脳に頼るのは良い選択だと思います。
 幸せならそのままでいい。
あと藤子不二雄の吸血鬼と内容似てますよね。