ガン患者になったとわかったら、家族には下記内容を予め伝えておいた方がいいかもしれません。
- 精神不安定になり人格が変わる、攻撃的な時と鬱状態を繰り返すかもしれない。でもそれは本来の姿ではないこと。
- がん患者の食べ物や所有物などには手をつけないようにお願いする
- がん患者の生体エネルギーを使うことを遠慮してもらう
- 1人だけで戦場にいる状態になっていることを知っておいてもらう
- 暗黒面に堕ちる(笑)不安、嫉妬、焦り、怒り、恐怖など
- 疑心暗鬼になり何でもかんでも人のせいにするようになる
がん患者になると、生命の危機を感じて過ごすことになるので生体エネルギーが著しく低下し、これ以上エネルギーが減らないよう、命を守るために防衛本能が働いて自分の所有している全てが命と同等のエネルギー価値を持つようになるらしいです。
だから他人に自分のものを使われたりすると、今までなら快く使わせてあげてても、まるで取られた=命の一部が奪われた気持ちになり焦りと不安でイライラ、心が狭くなるんです。
戦地で自分の確保している少ない食糧(命の糧)を勝手に食べられる感覚に近いかも。笑
私も例に漏れず、そんな状態で苦しんでいて気が狂いそうになっていたところ(いやもう狂ってたな。笑)医療従事者の親友に相談したら、「それは特別な事ではなくがん患者の登竜門、がん患者あるあるなので、みんなそうなるから心配しなくて良いよ。些細な事に敏感にもなるし、今までたかがこれくらいと思ってた事が、たかがで済まなくなるんだよ。命かかってるから。でも家族や周りは理解しにくいし、突然人格変わられて戸惑うと思うから、がん患者はそうなる事、自分がどういう精神状態になるか伝えておいた方が良いよ。」とアドバイスしてくれました。
私も人間関係が悪化するのは嫌なので、暗黒面に堕ちてないときに、すぐに家族や身近な人たちにその旨を伝えました。
これ、すぐに伝えておいて心底良かったと今でも思っています。
伝えておかなかったら今頃大切な人間関係が崩壊してたんじゃないかと、想像もしたくありません。笑
あと私はエックハルト・トール著 「ニュー・アース」の愛読者でもあり、Kindle版の電子書籍と紙媒体、両方持っているのですが、ニューアースには、まさに病気によってこの精神状態に陥る仕組みが丁寧に書かれてあるので、夫にはよく読み込んでおいてもらうようお願いしました。
当時、家族はこの暗黒面に堕ちた私にかなり困惑していたと思います。
宇宙と繋がっている本来の愛ある自分(なんか自分で言ってて恥ずかしいけどw)を覆うようにニューアースで言われるペインボディ(寄生獣とか知性のある武装パーツみたいなもの)が大きくなって超エゴイストになり、そして、不快なものは敵とみなし逃げるか攻撃するようになりました。(今、ヴェノムとかいう映画のCMあるけど、あれっぽいかもw)
魔がさすという言葉がありますけど、言葉の武器も武装するので、たかがの事ですら刺激されると本来の愛ある私wが驚くような心にもない暴言を吐いてしまったり。
本当に待ったなしの心の準備もなく電脳コイルよろしく突然VRメガネを装着されられて戦争ゲームが始まったようなもんです。がんサバイバーという言葉がありますけれど、言葉通りのサバイバルモードになって大変でした。(本来のがんサバイバーの概念とはちょっと意味合いが違うらしいですが)
でも側から見たらメガネはしてないので気づかないし、でも本人にとっては現実なので厨二病的というか、もう本当に正義感を振りかざして不快なものに総攻撃って感じで。笑
目が覚めるときもあって、そのときは一気に目覚めるのですが、ペインボディに覆われるときは、ジワジワと侵略される感じなので、本当に厄介で。
私の場合は三回程繰り返したでしょうか。
こんなお一人様戦闘モードの私に耐えてくれた夫には本当に感謝しかありません。ありがとう(৹ᵒ̴̶̷᷄﹏ᵒ̴̶̷᷅৹)
もちろん、私のようにならず悟りの世界に入り、むしろ聖母マリアのようになる人もいるのでしょう。
これは気質とか過去の生活環境諸々で人によって出方も様々だと思います。
なので病気になる事で反対に安らぎを得るようなそういう感覚のある人には関係のない話ですが、私のようにダークサイドへと堕ちていく人格障害が起こりそうな気がする人は、人間関係悪化を防ぐ為にも周囲の人に伝えておくことをおすすめしたいと思います。
これを読んでるご家族の方で、優しかったはずのあの人が突然ヒステリックになってしまった!と心当たりがある人は、彼(彼女)はVRメガネを装着させられ1人戦闘モードでがんばっていると思ってあげて下さい。戸惑ったりめんどくさいと思うでしょうが、よろしくお願い致します。
そしてお時間あればニュー・アースを読んでみて下さい。これはがん患者でなくとも窮地に追い込まれたら誰にも起こる可能性がある話です。
明日は我が身の時の為にもなるかと思いますので、読んで損はないと思います。